いろいろと情報がそろってきました。
REDを追いかけられるのはSonyだけかもしれません。
Sonyの全カテゴリーカメラ包囲網がだんだん明らかになってきました。
Sonyの RAWレコーダー「AXS-R5」は49万円現実味のある値段です。
2.4Gbps(300MB/s)の高速な転送速度を持つAXSメモリーカード「AXS-512S24」を使用
このメディアの価格が出ていないのが気になります。
FS-700もこのレコーダーを使用できます。
当然我が社のSignaLのFS−700はこのレコーダーと組み合わせて4K撮影をできるようにする予定です。
CinemaEOSは少なくとも日本のユーザーのニーズは全く見ていないのかもしれません。
すごく簡単に言うなら
C500はC300のセンサーのバージョンアップ版です。
4k RAWは撮影することもできる。ぐらいの表現で丁度いいと思います。
4kRAWは撮影する能力があるだけ、で実際に撮影するとなると追加で数百万円以上のレコーダーが必要になります。
Codex OnBoard Recorder
Codex Transfer Station
一時間撮影するだけで1テラ以上のデータ料です。もちろんオフラインする為には変換も必要になります。
4kで撮影した後のアプリケーションもCanonが提供する訳ではありません。
Canonは全ては他社任せです。
C500で4K RAWを撮影する理由を考えても、いまのところ明確な理由が浮かびません。
CFカードでHD撮影することが9割以上になると思います。
つまり
ほぼC300と同じです。
もっとシンプルに4k撮影を。。。
Cで4kをより簡単に撮影できるカメラとなると
CinemaEOS 1Dcになります。
去年のInterBEEで発表されたカメラです。
Motion JPEG 4K
4096×2106 24P
というスペックがこれまた去年発表されていました。
他社は4k RAWで。C500もレコーダーは他社任せなのに。1Dcは本体で4k記録可能のようです。しかもMotion JPEG、圧縮データです。
圧縮するのに転送が間に合わない。だからとにかく変換をしないで生データ、つまりRAWデータをとにかく記録する。
というのが今までの概念だと思います。
かなり革新的です。
4k MotionJPEGを CFカードに記録できるのでしょうか?他社はより転送の早いSSDを使用しているのに。
実現しているならばなぜC500には搭載されていないのでしょうか???
実現しているとなると相当な圧縮をしていると推測されます。本当に美しい画質がえられるのか?4kの意味があるのか?
とても疑念がわきます。
デモの1Dcを触る機会がありました。
32GBのCFカードを入れると撮影可能時間は7:50と表示されました。
膨大なデータ料です。
録画してみると
Sundisk 60m/bpsでたったの30秒でとまりました。
ただこれはあくまでデモ機なので!
去年カタログに書いちゃったからとりあえず、機能は搭載しました。
20秒、撮影できなくはないでしょう。
とならないで欲しいです。
まさかこの状態で発売されないことを祈ります。
Cの怖いところは
完成していない物を先行して発表だけしているところです。
Cにはほんとうに気をつけないといけません。
C500単体で4kが撮影できると思ってしまっている方はまんまとCの戦略にはまっていますよ。